淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは、生産量の少なさから幻の柑橘と呼ばれています。淡路島で誕生した淡路島在来種で、栽培地も世界で淡路島だけ。淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは昭和30年代までは東京などで超高級柑橘類として人気を博していました。甘い=美味しいという消費者ニーズの変化により生産量は激減。極少数の農家が細々と受け継ぐのみとなっていました。数少ない淡路島在来種という事で近年見直され、徳島県のイメージが強い鳴門オレンジ→淡路なるとオレンジに名称が統一され、生産量も少しずつ増えて来ています。
淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは約300年前、当時徳島藩だった淡路島の洲本市で発見されました。淡路島はかつて「花とミルクとオレンジの島」と言われるほどに柑橘類の栽培が盛んでした。中でも淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは昭和30年代までは200haを超えるほどの栽培面積を誇り、都会に超高級かんきつとして出荷されていました。消費者ニーズの変化に伴い激減し、僅かな生産者が残っているのみとなっています。また、原種(殆ど品種改良されていない)の柑橘類は日本に殆ど残っておらず、大変貴重です。
淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジの特徴はなんといってもその誇り高き香り!!あるシェフは「こんなに強い香りのオレンジは初めてだ」と言ったそうです。そしてその香りは独特であり、他のオレンジで代替する事は出来ません。また他のオレンジに比べて甘酸っぱい果汁が多いのも特徴で、この香りを生かした料理をされる方は勿論、皮はマーマレードやオレンジピールの加工販売も盛んです。果汁や果皮の苦味もまた淡路なるとオレンジの特徴と言えます。
出品中の淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは、樹齢の古い木に手を加えず自然栽培(農薬や有機/化成肥料不使用)で育てています。淡路島在来種で、現在世界でもほぼ淡路島にしか存在しない淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジ。その中でも自然栽培の淡路なるとオレンジ/鳴門オレンジは更に貴重なものです。淡路島が世界に誇る、300年前から受け継がれる在来種を是非ご賞味下さい。
南あわじ市の吉備国際大学が行った成分分析。
【有効成分】
クエン酸
ナリルチン、ヘスペリジン(抗アレルギー作用)
ナリンギン、ネオヘスペリジン(抗酸化作用)
ナリンギン(独特なさわやかな苦み)
【生産者】もぐもぐファーム(洲本市)、廣田農園(淡路市)
【栽培方法】自然栽培
オープン価格 ドロップシッピング可
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