●段通とは
中国の手結び絨毯(緞通)の段数(結び目)の規格は30.48cm間に何個の結び目の数があるかです。
中国にて一般的に生産されているシルクの段数は
120段,140段,160段,180段,200段,220段,260段,300段等です。
段通の値打ちはパイルの数、織手の技術によって値打ちが決まると言っても過言ではございません。
段通は通常、地経糸2本に対し、1本のパイル糸を1本ずつ結びつけるのでパイル数が多ければ多いほど手間がかかり、また繊細な柄を作る事が出来るのです。
120段と言うのは、30.3cm(1フィート)角に120本のパイルが結ばれています。
横の密度は、タテ・ヨコ同じなのが通常です。120段の場合、120×120で14,400個の 結び目があると言うことです。
1枚の段通を織るには、かなりの日数がかかります。
6帖相当を織るには4人で織ってウール物で2ヶ月、シルクですと4ヶ月相当かかります。
1日に1人が織れるのは90段で1才(30平方センチメートル)とされています。
時間と手間をかけて織られる為、密度の濃い敷物なので高価なのです。
まれに「ゆがんでいる様な気がします」とおっしゃるお客様がいらっしゃるのですが、機械織りではないので多少の誤差が生じてしまうのです。
そこが機械織りにはないハンドメイドの魅力であるとも思います。
ブラウンをベースにベージュ系、中国の唐三彩の馬・らくだの絵図をあしらった
存在感のあるウール段通です。
●ウール段通120段 唐三彩の詳細
若い羊の毛を使って織りあげた段通ですのでウール100%ですが柔らかく昔の段通タイプの商品です。 クラシックな昔懐かしい段通ファンにお奨めの逸品です。
高品質のウール糸で織られた高級感のあるウール段通です。
ずっしりとした重厚な存在感のある玄関マットです。
通常のお花柄の段通とは違うものをお探しのお客様にお奨めです。
オープン価格 ドロップシッピング可
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